アレルギーっ子の晩御飯と日々の記録

フリーランスの編集ライター。食物アレルギーっ子関連のTwitterあり。8歳乳、くるみ等ナッツ類、そば、落花生アレルギーでエピペン持ち、アナフィラ複数回経験の息子について、仕事についてつらつらと。息子は生後6カ月でアレルギー発覚。血液検査で乳・小麦・鶏卵・ゴマ・大豆のアレルギーと診断。4歳2カ月で経口免疫療法開始。5歳3カ月で鶏卵解除。小麦の経口免疫療法は開始1年8カ月経過の確認試験3回目で○、卒業試験も3回目(2年7カ月経過)でめでたく合格。

小2担任初面談、ようやく話せた食物アレルギー対応

まずは7月28日のアレルギーっ子の晩御飯。
メインはガパオライスで息子が今、よく食べるメニューの一つ。

副菜はちくわきゅうり(ちくわは特定原材料該当なしのもの)と、大根の塩煮鶏ひき肉のあんかけ、シジミとしめじとキャベツと長ネギの味噌汁。もちろん納豆。

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そう、息子は1歳児のころは大豆もアレルギーがあったのだけど、克服したきっかけも納豆で、豆類が苦手(つぶつぶした食感が嫌なのだそう)なのに納豆だけは大好き。毎日毎日食べている。まぁ、体に悪いものでもないだろうし私も大好きだから良しとしております。

 

さて昨日は小学校で2年生になって初めての個人面談がありました。
わが子の学校は2学年クラス替えなし、担任は毎年入れ替わりとなっていて、入学したての昨年の担任の先生は比較的体育会系の女性の先生。さっぱりとしていてなおかつ子どもたちを引き付けるタイプの先生でした。

新任の先生は、関西からやってきた若い女性の先生。関西なまりがかわいらしい先生です。

 

ただ、新型コロナウイルスの影響で4月の始業式以降、休校が1カ月、そのあとはオンラインで学活をしつつの自宅での授業が3週間ほど? さらに分散登校1カ月と、子どもたちもなかなかまともに先生とは会えない日々。

7月からようやく、通常授業になったわけで、アレルギー面談なんてできるわけもなく。ただし、食物アレルギーに関しての面談は、養護教諭栄養教諭(校長先生も少し)と3月にしていたので、まぁそれでいいやくらいに思っていました。

 

ところが6月の分散登校で給食が始まってすぐに、先生がわが子に「他の子より少なく配膳(トレイに載っている除去食だけでいいと思ったようで、一品しか食べられなかったらしい)」するという間違いが起きまして、給食大好きわが子が凹みまくり(先生に慣れていなくて言えなかったらしい)。

「間違って食べられないものを出されなくてよかったじゃない」くらいに思いつつも、わが子が「(みんなと違う扱いすぎて)学校行きたくない!」と言い出したので連絡帳に「どうやら少なかったようで……」と書いて出したところ、担任の先生から電話、養護教諭から電話とやや大騒ぎになりました。すみません、あの、そこまで気にしてないですし、わが子も先生がわかってくれてすぐ納得してましたので!とこちらが恐縮してしまった次第。

 

そんなこんなで、1カ月ほどたち、ようやく面談。学校生活は本人が楽しそうだからそこそこまあいいやと思っていたので、ひたすら、食物アレルギーのことを話しました。
入学してすぐに学童で、6年生の男子児童に「なんでお前は勝手にお菓子持ってきてんだ!(アレルギーのため、持参した)」と怒鳴られてから3カ月登校しぶり(毎日泣いて泣いて泣いて一人で登校できなかった)になったこと、1年生の初めにクラスメートに「好き嫌いで牛乳飲まないの?」と聞かれてさらに泣くようになったこと、そのほかはアレルギー対応もろもろについて。

 

わが家の方針としては、「気を付けていても、事故は起きうるから、何かあったら迷わず救急車を呼んでほしい」「日常で迷うことがあったらどんな小さなことでもいいから電話してくれて構わない」「とはいえ、何か起きても先生が無用に責任を感じないでほしい」ということは昨年と同じなので、それもお伝えしつつ。

 

もちろん、対応はしていただく必要があって、そのお願いはきちんとした書面でだしているわけですが、正直、本人と親のほうが、食物アレルギーについては把握しているわけで、たくさんいる児童の中で特別扱いをすることは、本人にとってもいいことではないと思うのです。

 

だって、どんな場所でも、生き抜いていかなければならないのだから。

 

というような長々とした話をしつつ、粘膜に牛乳が飛んだりしないようにだけ気をつけられればなどという話をしつつの面談でした。

 

いやぁ、驚きは、前年度の担任からは全く引継ぎがないという事実。

いいんですけどね、いいんですけどね!全部ゼロから話しますから!

でもたぶんどんな仕事も、引継ぎって大事だと思うけど学校は違うのかな?